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アトピー
アトピー(アトピー性皮膚炎)になる原因は、アトピー素因・皮膚の生理的異常・環境の3つだと考えられています。したがってアトピーを治療するには、これら3つの要因を除去する・改善するということになります。
アトピー素因というのは、遺伝的にアレルギー反応を起こしやすい体質のことをいいます。皮膚の生理的異常というのは、皮膚がもともと持っている外界の刺激に対するバリア機能の低下(セラミドの低下)をいいます。アトピーの原因となる環境には、アレルギーを起こす因であるアレルゲン(食物、ダニ、ほこり、カビなど)の存在、汗や細菌など肌に刺激を与えるもの、そしてストレスがあります。
アトピーの治療には、西洋医学的な薬物投与による治療もありますが、生活改善・見直しなどで環境面のアトピー要因を改善することも重要な「治療法」といえます。
ストレス社会といわれる現代ですが、ストレスもアトピーには禁物です。アレルギー反応というのは、もともと生体に与えられた外的な圧力から体を守ろうとする副交感神経等の反応が過剰になってしまった状態。アトピーの治療では、ストレス解消も心がけたいですね。
⇒アトピーの治療についての詳細
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アトピーを漢方的視点からみると、原因は体の「冷え」にあるといわれています。体の冷えは、「表熱裏寒」という状態を生み出し、これがアトピーのかゆみなどの症状をもたらすわけです。
体の冷えにより、代謝が不十分となり、体内の血液や水分が汚れてしまいます。汚れた水分や血液は、熱の影響により体の上部や体表面へと向かい、そこで痒み、ほてり、むくみ、暑がり、滲出液等の症状が生じます。一方体の下部や内側では、便秘や下痢、軟便、足元の冷え、疲れやすさ、低体温等の症状が起きることになります。
アトピーの治療としての漢方療法は、この冷えを解消する漢方ということになります。漢方療法で注意したいのは、冷えが改善されると自然治癒力が強まるため、体の毒素が排出される=皮膚表面のアトピー症状が激しくなる場合があるということです。これはアトピーが改善されていくプロセスですが、症状が重くなったように見えるので注意が必要です。
⇒アトピーと漢方についての詳細
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アトピーの食事療法で大切なのは、まずアレルギー反応が出る食べ物を特定し、その食べ物の摂取の制限をすることです。
アトピーの原因が食べ物ではない場合もあるので、アトピーの治療として、常に食事療法が必要なわけでもありません。
幼児の食事で気をつけたいのは、同じものを食べ続けないことです。アレルギーは、原因物質が一定量を超えた場合に生じるわけですから、特に害のないものでも同じものをたくさん食べると、アレルギーがおきやすい状態になります。
アトピーの食事療法として基本的なことは、以下のとおり。
・食べ過ぎないこと、よく噛んで食べること。
・糖分を少なめに。お菓子類(チョコレート、ケーキ、アイスクリーム、ジュース)や糖分の多い果物(バナナ、メロン)の摂取を減らすこと。
・油脂分の摂取を減らすこと。
・動物性タンパク質ではなく植物性タンパクを。動物性タンパクなら、肉より魚。
・無農薬・無添加食品を選ぶこと。
・洋食よりも和食、パン食よりもご飯とみそ汁にすること。
⇒アトピーと食事についての詳細
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アトピーの代表的な治療薬はステロイドです。ステロイドとは、副腎皮質ホルモンといい、わたしたちの副腎という臓器から分泌されるホルモンのことをいいます。
ステロイドには、炎症を抑える、免疫作用を弱める、アレルギー反応を抑えるという作用があります。ステロイドがアトピーの治療に使われるのは、この炎症を抑えるという効能があるからです。
しかしステロイドは、アトピーの湿疹やかゆみを抑える効能は絶大ですが、副作用が出ること、止めるとリバウンドがくるということで、今やアトピー治療としては、悪玉的存在になってしまっています。
ステロイドの副作用としては、皮膚がうすくなる(皮膚萎縮)、皮膚の下の血管が大きくなり皮膚が赤くなる、にきび・毛の周りが赤くて痛い、湿疹の部分がジクジクする、顔に脂肪がつく(ムーンフェイス)といったことがあげられます。
ステロイドは種類によって強さが異なり、ランクがつけられています。ステロイドを使用するには、症状とランクを考慮する必要があります。
⇒アトピーとステロイドについての詳細
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アトピー症状を改善するには、肌を清潔に保つこと、そして肌の負担を減らすことが必要です。いわゆる「スキンケア」といわれるもので、軽度のアトピーでは、このスキンケアを十分するだけで大きく改善されます。
アトピーになると、皮膚が乾燥してバリバリの状態になります。そこで、スキンケアとして、毎日シャワー浴びるか入浴するといいでしょう。
入浴の際は、せっけんで体を洗います(こすりすぎない、すすぎはしっかり)。しかし、せっけんで体を洗うことは清潔面では有効ですが、保湿面では逆に乾燥してしまいます。そこで何らかの保湿剤によって潤いを補うことが必要になります。
保湿には、市販もしくは病院処方の保湿剤・化粧水・ベビーオイルなどを使用します。保湿剤が肌に合わない場合は、使用は中止して医師に相談します。
アトピーのスキンケアとして、日焼け対策も重要です。日焼けというのは紫外線によって肌が炎症を起こしている状態です。日焼け止めクリームを塗って外出するようにしましょう。肌に合わない場合は、使用をやめて医師に相談しましょう。
⇒アトピーとスキンケアについての詳細
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アトピーの方は肌がとても敏感。敏感なだけではなく、炎症や湿疹を起こしている場合もありますね。そこで「アトピーの人は化粧できるの?」という心配もあるでしょう。
アトピーの方の場合、もちろんアトピー症状を悪化させるような化粧品は使用しない方がいいですが、化粧品を慎重に選べば、スキンケアにも役立ち、アトピー改善に効果的が出る場合もありえます。心配な方は、主治医に相談してみるのもいいでしょう。
「アトピー用化粧品」とうたっている商品を見かけますが、安く量産されている「アトピー用化粧品」にはちょっと注意が必要です。安い化学物質を原料として使用していると金額的に安くなりますが、本当に無添加や天然系の原料の場合、価格はある程度高くなるものです。
「アトピー用化粧品」というキャッチコピーがあっても、安物買いしてアトピー症状が悪化しては大損です。成分や原料を確かめて購入するようにしてくださいね。
⇒アトピーと化粧品についての詳細
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